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キスしながらシャツを捲くりあげて脇腹に触れた。そこから撫でるように胸の突起にまで手をやってくりとそれを捏ねる。ぴくん、敏感な体は小さくはねた。だけれども立ったまま、後ろは壁、そんな状態が気に入らなかったのかんん、甘く言いながら顔そらされてキスを無理に中断される。不服に思って沖田の方を見るとにっ、と笑っていた。 「俺、ただでセックスさせた事ねぇんですぜィ。アンタが初めて」 「…えばって言うよーな事じゃないから、それ」 悪い子だ、そう言って軽く頭を叩いてやってもう1度唇を重ねる。今度は離されないように後ろ頭に手の平をやって、深く貪った。沖田も特に抵抗をせずそれを甘んじる。けれど巧みに動く銀時の舌に上手いこと合わせて自分の舌を絡ませてくる沖田に相当経験積んでいやがる、可愛い顔して(いや可愛い顔だからか、)慣れていやがる思って銀時はムキになってしまった。キスだけで何人もの女イかせたテクを見せてやる、なんて年甲斐もなく。絡められてくる舌をそのままに銀時は上手く緩急をつけて口腔を弄った。銀時のいやらしい舌が沖田の口腔を這いずり回る。びくっびくっとはねる体を確認しながら銀時は愛おしいと思った。そしてその後自分のことをさむっ、とも。だって今必死になって体に絡まりついてくるこの腕も絡まらせてくるこの舌も銀時とは違って愛なんて含ませてないカワイイこの子は心にだってそんな気持ちきっとほんの僅かにすらも持ち合わせていないに決まっている。けれどだめだ、セックス中にそんなシケた事考えるのルール違反、銀時はそれは忘れてひたすらに沖田の口腔を犯した。 十分におくちの中をいやらしくなめまわしてやって沖田の体から力が抜けたことを確認すると銀時は唇を離した。長いこと重なり合っていた唇は名残を残してちゅ、っと、音を立てる。かなりのテクを駆使してやったどうだ、なんて銀時は少しえばった風に思った。 「先生ェ…」 沖田が甘い声でそう言ったものだからうぉっしゃコレイケたんじゃね?沖田クン俺にめろめろじゃね?思ったのだけれど銀時が思ったより沖田は冷静だった。 「結構上手いんですねィ」 そう言って見せてくれた笑みは随分余裕のある笑みで銀時のプライドを刺激する。ぜってぇその余裕無くしてやるとか、思ってしまった。キスなんてもったいぶったことしてられない、性急に銀時は下の方へと手を伸ばす。ズボンの上からそこに触れた。ひくんっと沖田の体が震える。 「ア…」 それだけで快楽に赤く染まる頬にやはり相当遊んでやがると舌打ちしたいのをおさえてきゅうと弱く握った。やァん、体捩らせながらの甘く上げる声を良い声だ、こくん、と唾を飲み込みながら思う。すぐにズボンとパンツの中に手ぇつっこんでじかにそれに触れた。もう勃ち上がってとろとろと汁垂らしている。 「せんせぇ、そっち、イイでさァ」 「え?」 「後ろ…もう濡れてるから…」 「っ…」 うっわー、大胆発言ちょっと先生はね、実はそんなに大人じゃないのそんな風に誘われて我慢できるほど大人じゃないの分かってるの分かってていってるのそれなら遠慮しなくていいのかないいともー!心の中の賛成の声に従ってバッとズボンとパンツ一気に下ろす。(ひゃっと悲鳴をあげたかわいい)そして後ろへと手を回した。言われた通りソコはもう湿っている。 「アッ!あ、あっ…う、」 くに、と、指を少し挿れるとたまんないっていう風に尻揺らしてきゅうと抱きついてきた。ふるふる震えているかーあいい、こっちの方がそれだけでたまんなくなってしまう。指に絡み付いてくる肉厚がきもちよい。ソコはキツキツで時々キュッと指を締め付けてくる。どうにも具合が良すぎた。早くツッコミたいと焦る気持ちおさえてようくほぐしてやる。あ、ア、沖田の口から何度も喘ぎ声がでた。そして、うっ、アッ!声が一際高くなって体も震えるというよりはねた、と思ったら足に生暖かい感触がした。 「あ、すいやせっ、」 沖田が、射精をした。ズボンにかかったのを気にしてだろうか、反射的に謝って上目に自分を見上げてきた沖田にたまらずちゅうとキスをする。不意打ちだったからか、沖田の瞳が揺れた。 「んっ…」 先ほどと同じように余裕なく口の中かき乱して同時にアヌスも可愛がってやるとすぐに体から力が抜ける。それを銀時は支えてやった。くたん、もたれかかってくる体をしっかりと持ち直してから唇離してどんな顔してるか見てやる。とろん、と目をとろけさせてほっぺ真っ赤にしてくちびるのはしっこからよだれたらしていた。おくちの周りがよだれまみれだ、かわいい。かわいいかわいい。それしか考えられなくなる。しかしそれしか考えていなかったのだけれどセックスに慣れている頭はいつの間にかちゃんと沖田のアヌスを丁度いい具合になるまでほぐしていた。 「いい?」 「うん…」 聞くと沖田は返事かえしながら力が入らない体に一生懸命鞭打って首に腕を絡ませてくる。銀時はすぐに自分のペニスをとりだした。そして絡ませてきた腕にちゅっと軽くキスするとやんわりとそれを外して体をくるっとひっくり返し壁に手をつかせる。そうした後アヌスにペニスをあてた。 「あぁ…」 沖田はふるっと震えた。感じ過ぎてしまって背中から首にかけてがひくひくして落ち着かない。腰に触れられてビクッと体がはねる。はいってくる、そう思ったらぞくぞくぞくっとまた体が身震いをした。カリがより一層アヌスを押し広げて、その感覚がたまんなく気持ち良くて、沖田はまたイってしまった。 「あっ、う、…っう、!」 「(…かわい)」 「んっ、アぁっ、せ、せんせェの…」 「なに?」 「きもちいぃ、っアぅ、ンッ、あぁっ!」 「うっ…、ゎ」 あんまりにも可愛らしいこと言ってくれるものだから大きくなってしまった。うわぁ俺の息子さんってば正直者ー…、銀時は努めて冷静に思うだけれど頭は何とか理性的に自分の状況を解説していたけれど体はまだ未熟だった。腰掴んでた手に力込めるとハードに腰振ってしまう。 「アッ、あっ!あっやぁっ!」 その間に、沖田は何度も何度もイった。いやらしい液が沖田のひくひく震える太ももを伝う。その様を銀時は上から見ながらなんて卑猥なんだろうと思った。銀時も自分を抑えられなくていつもなんかより激しくピストンくり返す。そして沖田の締め付けが一際強くなった瞬間、ここ数年なかったほど満足なエクスタシーを向かえた。 「ハァッ、はぁっ、ハァッ…」 ペニス抜いたらすぐに沖田が胸の中にくたりともたれかかってきた。はぁはぁ荒い息くりかえしている。それでも背伸びしてキスして思いっきりセックスした後っていう色っぽい顔して精一杯強請ってきた。 「まっ、まだ、イきたりねェよぅ…っ」 そう言ってぎゅうと沖田が抱きついてくる。最中の喘ぎ声に負けないくらいの色っぽさで、だ。 「もっとイかせて…」 誰が断ることができようか!銀時は芝居がかったセリフで思う。例えこの後どのような事情があろうとも、学校から今すぐ来ないとクビだと呼び出されようと持病の糖尿病の為今すぐ病院行かないと死ぬと宣告されようと親の危篤だと言われようとこの子イかせてあげる為に俺はそれを捨てるであろう!引き続き芝居がかったセリフで思う。 だけれども、またペニスをアヌスに押し当てて、喜ぶ沖田を見ながらあぁあやっべぇこれ俺あれだよいくらでもイけちゃいそうそんな自分が怖い!なんて思ったのだけれど不意に、そういえば沖田は別に自分が好きでセックスしている訳ではないこと思い出して、勢いだけでこうなってしまったこと思い出して、それがどうにも切なくなる。 「俺はこんなに好きなのにな…」 だからか、ふっと、言葉が出てしまった。瞬間ぱっと、沖田が顔をあげた。 「何それ」 きょとん、として沖田は目をぱちくりさせている。 「や、だからね、俺は沖田君のことすっごいすっごい好きなんだけど、沖田君はそうじゃないんだよなーって思ってね」 言ったらかわいい顔崩された。眉に一本皺がよる、唇もみるみる内にとがっていったアレ俺何か変なこと言った?銀時は思った。 「失礼でさァ!!」 叫ぶとぷいっと沖田は思い切り顔を横にそむけてしまった。眉が悲しげに寄せられて瞳も潤んでいてて(これは快楽のせいだろうけれど)、銀時は物凄く物凄く自分が悪いことをしてしまったのではないかという気になる。すいません土下座とかなんでもしますおでこ床に擦りつけますんでお許しください。 「言ったじゃないですかィ、…ただでヤらせんの初めてって…」 えぇあれってだから精一杯ヨくしろよ、とかだから感謝しろよ、とかだから他のことで貢げよ、とか、そういう意味じゃなかったの!?なんかそういう…なんかそういう可愛らしい意味だったの!? 「え、あ、じゃ、…好きなの?」 「……」 自分でも言い方が悪かったと思う、だけどね俺だって焦ってるの!心の中で言い訳するけれど、黙られてしまった。沖田は悲しげに寄せてた眉を今度は苛立ったように吊り上げてけれどその後ふぅっと溜息吐いて呆れたような顔をした。 「センセイむかつく…なんか萎えた」 拗ねたように言って沖田が開いたシャツのボタンつけ始めてしまったからもう何にもさせてもらえないのかと思った。だけれど沖田はすぐしゃがみ込んでまだ沖田の蜜や銀時自身の精液で濡れている銀時のペニスを、口に含んだ。 「っ…沖田く、」 「なっ、にがァ」 咥えながら沖田が喋る。歯があたって、舌がいい具合にうねって、吐息がじかにあたって、気持ちがヨすぎた。 「こんなに好きっ、ンなのに、でェっ…!」 「っ、う、」 「俺だってんむッ、ぁっ」 そこまで言ったら沖田は黙ってしまった。あとは銀時は、巧みに動く舌に翻弄されておくちの中に精液放ってしまっただけだ。 「終わり!」 銀時がイくと手首の甲でぐいっとよだれふき取りながら沖田が言った。ズボンとパンツもきっちりはいてカバン持って踵返してしまう。あぁ行っちゃうの!銀時はちょっと前の馬鹿だった自分を恨む本気で恨む何がじゃ、好きなの?だァア沖田君の繊細なガラスのハートぶち壊しやがってェエエ馬鹿かァア死んでワビを入れろォオ、だけれど銀時が心の中で自分で自分を痛めつけていたら沖田が内緒ですぜィって、こっそり教えてくれた。 「(こんなに気持ち良かったセックス、センセイがハジメテでさァ)」 それから、そこで言葉を切って沖田ははずかしそうに頬を赤に染めて言った。 「(フェラ、したのも)」 ズギューーンッ、そんな感じの、いや待て、ズッギャーーンかもしれない、いやいやズドーーーンッだったかも、とにかくそんな感じのちょっと半端ではない効果音しょって胸に衝撃がキた。そう言って沖田はたたっと走っていってしまって銀時はその後ろ姿をいつまでもいつまでも見ていた。あぁあ、大好きでたまんない、そんな小学生みたいなこと思いながら。 END |
| あすなろ 060404 |