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沖田は、珍しく酒を一口ものまなかった。別にどうしてと言う理由はないけれど、強いてあげるとすれば大量に送られてきた酒と共に女がきたからかもしれない、なんて沖田は、分かっているくせにしらをきってみる。どうも酒と女っていうのはセットならしく他の隊士達は大層喜んでいるけれど沖田にしてみれば大層迷惑だった。最低隊士1人に1人は女がついていてだけれど数人に取り囲まれているやつも中にはいる。沖田はハッと嘲笑をした。アイツ、笑いもしねぇの。へらへらされたらムカつくけれど、シラッとした顔されるのもそれはそれで、ムカつく。 沖田は時々ちらちら盗み見ていたけれど、妙に白けてしまって部屋を出た。 「さっみィ…」 廊下はひんやりとしていて沖田はふるっと身を震わせる。さっさと部屋に帰って寝よう、急ぎ足で部屋まで向かおうとしたら後ろで障子の開く音がした。それとともにあぁん、行ってしまうん、艶っぽい女の声も聞こえてきて大体誰がでてきたのか予測がつく。 「総悟」 呼ばれたその声が思ったとおり土方のもので、沖田は歩みを止めなかった。無視してそのまま歩く。そうするとどたどたと大股で土方が近寄ってくるのが分かった。 「オイ、総悟っつってんだろ」 近寄ってきた土方は、乱暴に二の腕を掴むと沖田の着物の合わせの間に手をもぐりこませてきた。冷たい体に土方の熱い手が触れてきて、気持ち良かったのだけれど今は全くそんな気分ではなく感じる快楽すら鬱陶しくて眉を寄せる。 「なんでェ」 わずらわしそうにその手から逃れるよう体を捩ったのだけれど肩に手を回されて強く引き寄せられた。寄せられた唇からでる吐息が酒臭くって沖田は不快だった。さっきまで女と楽しく喋ってたくせにって、ひがみっぽっくそう思う。沖田は顔を顰めて絶対好きにさせてやるもんかって、思っていたのだけれど。 「ちょっと」 一瞬の隙をつかれて覆いかぶさるように押し倒されて唇重ねられた。ドダッと大きな音をたてて床に倒れこんで頭と背中思い切り打ち付けてイッテェエって口から出るはずだったのだけれど唇塞がれててそんなん出てこなくて代わりに舌で歯の裏くすぐられた気持ち良さに目ぇつぶってひくんって震える。だけれどその後思いっきり土方を突き飛ばした、のだけれども、びくともしない。あぁあ、チクショウ!!沖田は、本当に腹を立てていた。 「んぅっ、…ん、…んん!」 鬼嫁の味がする舌に口の中あらされて沖田も酒に酔ったように頭がくらくらとする。それでも絡んでくる土方が鬱陶しくて唇合わせたまま土方のおでこをつっぱねるけれどやっぱり土方はぴくりとも動かない。薄く目を開くと土方は頬を赤くして目はとろんとしていた焦点があっていない。 「(すっげぇ、酔ってる…)」 多分、明日になったらこのこと忘れてるのだろう。それを思うとむしょうにイラついた。ほっぺたぶったたいてやろうと手を振り上げたのだけれど逆にその手首を掴まれる。酔っ払ってるくせにそんなことだけは反応しやがってと沖田は不愉快に思った。 「やァ、…バカ、盛んなァっ…」 唇から離れたかと思ったら次は首筋に唇あてられてヒクンッと体が反応をする。そのまんま着物を下にひっぱられて肩から胸にかけて一気に肌蹴させられた。寒くって沖田は眉を寄せる。土方は、そうしながらじょじょに体の力を抜いているようだった。だんだん圧迫されて苦しい。 「オイ!重いんだよてめぇは!!」 土方は聞いていないようでどんどんと重くなっていって沖田は身を捩って土方に蹴りを入れようとするのだけれどどうも上手くいかない。 「イ、いた、ちょっと痛いって!のけよ!」 土方は何にも言わずただ沖田の太腿に手を這わせてそこをいやらしく撫でた。くっ、と、沖田から悔しそうな声がもれる。土方の手がペニスに触れて、その瞬間亀頭から汁がぷちゅうと滲んで、それが沖田にも分かって、カァッと頬が赤くなった。はずかしい。 「ふざけんな!こんな、トコ、…で…」 誰かがくるかもしれないのに。思って、だけれど、沖田はもう流されてしまいそうだった。それが悔しい。でもだって、絶対に内緒だけれど、酔った土方のいつもより熱いペニスを挿れられるの、嫌いじゃなかった。ってゆーかむしろ、大好き。その事考えるだけで体が快楽に震えそうになる。 「あ、あ、…あ、」 「あ、しか言えねぇのかよ」 「うるせ…」 優しくペニスをしごかれてぴくぴくんと体がはねるのと同時に甘い声が出た。土方はくっと笑って、バカにしたようにそう言ったものだから、沖田は思う。もしかして気付かれてんじゃないかって、酔った土方に犯されるのが好きなこと。そう思うとたまらなくなって何もかも見透かされてんじゃないかって思った。 「う、ッ…」 だけれどそう思うとぴくんっとペニスが震えて硬度を増した。なんていやらしい体なんだろうと沖田は自分でびっくりする恥ずかしくなる。でも、土方とあんまりにもぴったりくっついてるせいで薄い着物の上から土方の熱いペニスが太腿の辺りにぎゅうぎゅう押し付けられていてそれだけでどうにも背中が疼いてたまらなかった。 「はぁはぁ、」 熱っぽく鼻にかかる甘い息が何度ももれて、沖田が快楽に染まっていくのを土方に伝える。どうも本気で嫌がっていたぽかったから、今回は押し切られるかなぁなんて押し切られるつもりゼロパーセントのくせに思っていたけれどやっぱり沖田が本気で土方からのセックスを断れるはずがなかった。早くつっこみたかった土方は早急にアナルの方へと指をすべらせる。 「あ、んた、バカじゃん!だれかに、みられたら、ァんッ」 2本、3本、どんどん指を増やしていってその度に沖田の減らず口がへっていく。熱く昂ぶったペニスとりだしたら沖田が明らかに反応したのが分かった。とろん、と目をとろかせておくちを小さくひらいてはぁはぁ荒い息をくりかえしている。こいつが好きなんだろうがよ、土方はくっと笑った。そう言ってやろうかと思ったけれど、ちいさく震える指先が目に入って気がそれた。それをきゅっと握り締めてやって沖田が大好きなソレを思う存分あげることにした。 END |
| アナルに酒いれちゃえ☆ とか思ってたんだけどめんどくなりました(…) 潰されたのど 061228 |