「あの…土方さん、沖田さんが…」
「…またか」
「はい。とりあえず縛って多少の折檻はしておきました。今は反省室に閉じ込めてます」
「…わかった」

土方は山崎が一礼して去って行くのを見た後煙草を消して、ふうと溜息を吐くと重い腰をあげた。ガシガシ頭かいて眉を顰める。ったくしょーがねーな、呟くと沖田のいる反省室へと向かった。











「総悟」

薄暗い部屋では沖田が柱にくくりつけられていた。着物が派手に肌蹴ていて上等のものなのにもったいないと土方は思う。頬にはくっきりと手形の痕が残っていて(これが山崎の言っていた折檻のあとだろう)明日つかいものになるかなと考えた後土方は舌打ちした。どっちにしろつかいものになるはずがない。沖田は、時々発作的に客に対して暴れる。落ち着くのに1週間はかかる。その度に土方に手痛い目に合わされているのに沖田のそれがなくなることはない。普段は何にも言わず素直に抱かれているのに。全くやっかいなものを背負い込んでしまった。けれど容姿が飛びぬけていいものだから手放す気にはなれない。実際沖田は文句なしの人気ナンバーワンだった。

「何の不満があるんだ?あ?」

沖田の傍までよると黙ったまんまの沖田の頬をぺちぺちと軽く叩く。沖田はだんまりのまんま下を向いていた。土方は、苛立つ。

「気に入らねぇ事があんなら言ってみろよ」

声が低くなる口調が荒くなる。だけど沖田はまだ何も言わない。ただ少しだけ目を伏せさせた。怯えているようにみえる。だけどそんなの土方には関係ない。怯えてんなら、俺のこと怖いと思うなら、質問に答えろ!土方の意見はそうだった。

「喋れねぇ訳じゃねぇだろうがテメェ」

いい加減焦れて髪の毛ひっつかむ。沖田の眉が寄せられた。でも何にも言わないものだから、土方の髪を掴む強さはじょじょに力を増していった。それに比例して沖田の顔が歪んでいく。痛みが我慢できなくなってくる。

「はなせッ…」

沖田が喋った瞬間、土方は沖田の頬をバチーーンと思い切り叩いた。沖田はびっくりしたように目を白黒させた。

「誰に向かって口きいてんだ」
「…」
「アァ?」

言ったかと思ったら着物を裂く勢いで脱がせた。びりびりっと生地がやぶれる音が生々しく響く。

「いやあーー!!」

沖田は過剰に反応した。だけどそれが土方を煽る。露になった白い胸に土方は吸い付いた。ちゅうと強く吸った後、いったん口を離して、それからそこに思い切り噛み付いた。

「痛い!!」

かぷかぷと何度か噛みながら手は下の方へやって着物越しにペニスに触れる。沖田は、山崎に上手に縛られてしまっている為ほんの少しさえも動けない。

「やだ!」

沖田は必死になって逃げようとしているようだった。やだ、やだ、繰り返し言ってただ1つ自由な頭をふるふると振っている。土方は全く気にしない。こんなことで動じていたら遊郭の主人なんてやってられない。着物をめくって、下着も剥いでやった。

「さわん、なァッ!!」

ペニスに直接触れた瞬間びくびくぅっと沖田の体が震える。毎日何度もセックスしている身体だ、他のどんなやつよりも敏感にできている。沖田が強く唇噛んで目ぇつぶってんのが見えて土方は加虐心に火がそそがれるのを感じた。

「やめてくだせえっ…」

噛んでた胸から口を離して次はペニスへ唇をつける。ぺろりと優しく舐めて、甘い蜜を出させた。

「土方さん!っ…う、」

だけど優しいのは始めだけなの沖田は知っている。思ったとおり、1番敏感なソコに歯をたてられた。痛みに顔が歪む。土方はペニスを口の中に全部入れてしまって、奥歯でぎゅうと強く潰すようにペニスを噛んだ。あうう、と沖田の苦痛なうめきがもれる。

「か、堪忍して…」
「堪忍できるか」
「いやあっ」

そうしながら、尻の方に手を這わせアナルを探りあてるとそこに一気に2本、指を突っ込んだ。ひきつった痛みが尻に走る。

「も、…も、しないィッ」
「何度目だよ」
「こんどこそ…ぜったい」
「嘘付け」
「うそ、じゃないぃっ…や、も、しない!」

ぐちぐちと2本の指を無理に受け入れさせられて、きつきつのソコを土方はほぐす。どう贔屓目にみても優しくとは言えないようなやり方で。沖田は痛いのかヒッ、と、幾度も喉を高くならした。

「信じらんねぇな」

言いながら土方は、近くにバレッタが落ちているのを見つけた(沖田が客にもらったものだろう)。拾ってぱちぱちと開閉してみる。指に挟んでみるとなかなか痛い。使えるなこれ、土方は思った。

「何度言ってもわかんねぇ馬鹿は痛いめみンだよ」
「う、あっ〜〜〜〜ッッ」

土方は冷たくそう言うとペニスにバレッタを挟んだ。瞬間、鋭い痛みが走り沖田は思い切り顔を歪める。痛すぎてあげた悲鳴は声にならなかった。

「やアッ、いた…い…」
「…いたそー」
「やだッ」

土方はじろじろとバレッタが挟まれたペニスを見る。強力なバネがついているバレッタは強い力でペニスを挟みこんでいた。きつく食い込みすでに赤い痕をつけている。これは痛そうだなあと思ってペニスをツンツンつついてみたら沖田が体を震わせた。効果覿面みたいだ、これで少しはマシになってくれりゃあイイんだけど、土方は思う。

「まあ…暫くこのまんまで反省してな」
「っ…やあ、ひじかたさん!!!」

部屋を出て行こうとする土方に沖田が叫んだ。だけど土方は構わずドアへ向かって歩いていく。いやあ!ねえおいてかないでやだあ!沖田は痛みを堪えて叫んだけれど土方を止めることはできない、と、思ったのだけれども。土方はピタリと止まった。そして踵を返すとこちらに向かってくる。

「ひじかたさんっ」

沖田の声に明るさが戻る。土方は沖田の傍によってきて、沖田の方へ手を伸ばした、かのように見えたけれど沖田の後ろにあった箪笥に手を伸ばしただけだった。

「…ひじかたさん?」
「忘れてた」
「っ…」

そう言って、土方が箪笥から取り出したのはバイブだった。沖田が青ざめる。土方は一緒にとりだしたローションをバイブにたっぷりつけた。

「あー…ローションいらねーか?もうぬれぬれだよなあ」
「やだ…」

土方はつぷりと指を2本いれて具合を確かめる。さきほど無理やりほぐしただけのソコはとてもじゃないが太いバイブを受け入れられるとは思えない。指を2本入れられただけで僅かに痛むのだ。そんなん入れられたら、って、思って、沖田は怯える。

「そー思うなら今度から気をつけよーなー」

土方はおざなりにそう言って、アナルにバイブを押し当てた。いやあッ!沖田が叫ぶのと同時にグッとそれを押し込む。全身にひきつった痛みが走って沖田はギュウと目をつむった。土方はずぶずぶと無理やりそれを押し込んでいく。

「やだっ…や、も、う…しないってばあ!」

沖田はぽろぽろ泣いた。ひっくひっくと哀れっぽく嗚咽をあげてみせる。だけど何の役にもたたなかった。バイブは全部入れられてその違和感とそれを越える痛みに沖田はずっと震えている。

「今日はこのまま1時間で許してやるよ」

土方はそう言うと沖田の顔を寄せてチュとデコにキスをして、それから、バイブのスイッチを入れた。

「っああッ〜〜!!」

快感とか享楽とかそんなんじゃない、電撃のような衝撃が最も敏感な部分から体にほとばしった。発散しきれずにビクビクビクと体が痙攣する。このまま1時間!?まだかろうじてある意識の中沖田は思った。鬼だ。酷い!ぼんやりと見える去っていく土方の後ろ姿を見ながらさっきこの後ろ姿に縋ろうとしていた自分を馬鹿だと思った。




END

な…いてんじゃねぇええよ沖田コノヤロオオオ(えー)
ゴメンやりたかったんだ遊女パラレル 

ダ・ーポ 070604