| 刀持たせたら敵う奴なんてそれこそ世界中探し回ったっているかいないかだろうけれども。刀を外させてもそれなり以上に体術が優れている沖田は簡単には思い通りにいかせることはできないけれど。沖田より腕力がある土方からしてみれば素手の沖田の抵抗なんて可愛らしいものだ。どんなにつっぱっても真選組の1番隊隊長なんて立派な肩書き持ってても女は女。土方相手じゃなくたって話は同じだ。刀が無ければ多少鍛錬した男相手には敵わない。 だから、刀を握り締めたその手を離すことを沖田は絶対しなかった。体の一部と言って良いほどだった。本当に体の一部なら、こんなことにならなかったのに。 言い訳なんて、するつもりはない。 キンッと高い音がなって刀がとんでった。かと思ったら地面に押し倒されていた。下品な男の笑い。吐き気がした。ピューと男が口笛を吹く。 「いい女じゃん」 「だから言ったろ?真選組の1番隊長サンはすっげぇマブだって」 「んなのデマかと思ってたぜ」 へへへと男が笑った。いやな笑いだ。気持ちが悪い。ざけんな。さっきまで、俺の方が優位だったのにって、沖田は思う。殺されるのはお前の方だったのに!忌々しい、女の性が。こんな時にネックになる。煩わしい! 沖田は、精一杯の抵抗をした。女にしては腕力ある方だって、自負している。身体能力だって優れている!こんなクソヤローの2人や3人、そう思うのだけれども掴まれている腕はぴくりとも動かない。むしょうに悔しくなる。刀さえ、刀さえあれば!こんな奴ら…。悔しさに唇を噛んだ。 「意外と胸もあんじゃん」 「−−っ…」 言ったかと思ったらビリビリッと服を裂かれた。年頃になった頃土方が買ってきてくれたブラが丸出しになる。羞恥とそれ以上の猛烈な怒りが沖田を支配した。 「テメェ…指1本でも触れてみろ。ころっ…う、」 凄んでみるも意味も無く豊満な胸を鷲掴みされた。強い力だった為怒りと、それと、絶対に認めたくないけれど、快楽に、言葉がつまる。 「ハハッ、感じてんぜ、コイ――…」 馬鹿にしたような言葉は、けれども最後まで紡がれることはなかった。ドサリと、男が倒れてきた。その言葉が男の最期の言葉になったようだ。何とも格好がつかない。そして沖田は、バッチリと目が合ってしまった。瞳孔開ききっている土方と。 ただならぬ土方の殺気に残りの男達が逃げようとするけれども土方が逃がすはずがない。すぐに捕まえて有無を言わさず殺した。 それから少しの間、しーん、と、静寂が2人を包む。 けれども、それはパアンッという高い音によって破られた。 もちろん、土方が沖田の頬を張る音だ。 「いっ…てェなばか!」 「馬鹿はテメェだバカヤロー!!テメエ生理ン時は戦場出るなっていっつも言ってんだろ!!!」 「っ…知ってたんです、かィ…」 赤みを増すのと比例して痛くなっていく頬に手をあてながら、沖田がハズカシそうにバツが悪そうに言った。 「決まってんだろーが。俺がしらねぇ間にこそこそこ参戦しやがって。ざけんな」 「…」 ぷくっと、沖田の頬が膨れる。 「そんなん、土方さんに指図される覚えねーもん」 「犯されそうになっといてか?乳丸出しのまんまでよく言うよなあ」 「っ」 言われて初めてまだ胸が肌蹴たままだったのに気付きパパッと両腕で隠す。だけれどもその腕はすぐに掴まれて露にされてしまった。 「いや…」 「いやじゃねーだろ」 土方の手のひらが、沖田の胸を這う。そのまんまギュウと強く掴まれた。さっきの男みたいに。だけど、感じている。さっきの何十倍も。下が濡れてくるのが分かる。それが分かったのか土方は下の方にも触れてきた。沖田はひゃんっと声をあげて腰をよじった。 「む、こうで…まだ戦ってんだろィ。上司がこんなとこで…こんなこと…」 「かんけーねえ」 土方は沖田をそこら辺の木の幹に押し付けるとブラをあげて乳を露にさせた。そして乳首にむしゃぶりつく。びくんっと沖田の体がはねた。乳首を甘噛みしながら荒々しく揉む。沖田が露骨に腰を上下に揺らして内股を擦った。胸を愛撫しながら、土方はチャックのズボンを下ろす。 「ちょぉっ、いやだっ!せーりちゅーですぜ!見んな!」 「今更だろうが」 沖田の抵抗も空しくズボンとパンツがおろされた。濃い雌の臭いが鼻をつく。カァッと沖田の頬が一気に赤くなった。外で、下半身丸出しにされて、しかも、オンナノコの日なのに。ひどい!思い切り沖田は顔を顰める。泣く寸前だ。 「いじわる…」 「言うこときかなかった仕置きだ」 そう言うと土方はかがんで、足開けと沖田に言ってきた。沖田はどうしようか迷ったけれど言うことをきくことにする。そうすると足と足の間に土方が顔をもぐりこませてペロリと、性器をなめた。電流が流れるような快楽と羞恥が襲う。 「いやあっ!っば、ばか!きたないっ…」 急いで土方の髪引っ張って顔を引き剥がそうとするのだけれどガッチリと太腿を掴んでいて土方はピクリとも動かない。ぺろぺろ舐められていつもより敏感な沖田の体はビクンビクンと何度も震える。それだけでイってしまいそうだった。 「もうイれれるな?」 「ほっ、ほんとにイれんの…っきたないっ」 「汚くない」 土方は沖田を後ろに向かせて木に手をつかせるとペニスをヴァギナにあてた。びくびくびくっと沖田の全身を震わせた。こーゆー時だけ、女だなって感じる。むしょうに愛しくなって可愛くなって大事にしたいって思うのだけれど理性がそうはさせない。一気に、奥までつっこんでやった。 「あああっ!」 感じ過ぎて力の入らない足がぷるぷると震えている。立っていられないのか木の幹に抱きついてなんとか体勢を整えているようだった。だけれどそうすると尻を土方の方に突き出すことになって、余計にペニスが奥を刺激してくる。 「いつもより、感じてんじゃねーのッ、」 「ぁぁっ、あうっ…」 いつもなら土方の意地悪に悪態を吐くのだけれど今日はそんな余裕もない。土方の言う通り、いつもより感じていた。犯される寸前だったこと、外なこと、生理中なこと、全てが沖田の性感を高めているようだった。 「あっ、あっ…」 女に生まれてきて最悪だと沖田はずっと思っていた。すぐに性的欲望の対象として見られるし体力ないし腕力ないしナメられるし良いことなんて1つもない。だけど、土方に抱かれている間だけは女でよかったって、思う。なんていうこと! END |
| きつねふく 071018 |