沖田はセックスが好きなんです。突っ込む方はもちろん突っ込まれる方も。(むしろ後者のが好き)男女問わずもてるから相手には不足しなかったみたいだしまあなんとも憎たらしいったらねぇ。そのうえどうにも頭がゆるいせいかセックスというものの重大さを分かっていないのだ!(とかゆってる土方もよくは分かってないけど)好きな人同士がやるものなんだよあれは!と土方が懇意に教えをといてやってからもう大分経つけれどやっぱりよく分かっていないみたいだ。ただ他の人とヤると土方に叱られるからヤらない、みたいな。子供か!!
つまり沖田は土方という恋人がいながら時々他の人とヤっちゃうんです。悪びれもなく。初めてされた時え?何が悪いの?みたいな顔されてマジギレしちゃったりしたのは良い思い出…な訳ねぇだろ今思い出しても腹立つわあんのクソガキ!!!
とにかく最近は土方としかヤってないみたいだけれど土方が出張などに行ってしまった時、我慢できなくなるらしい。発情した雌犬か!
くっそー、こっちが出張の間我慢してんのが馬鹿みてーじゃねーか!



「や、やってねーって言ってんじゃん…」
「テメェの口からの言葉は信じられねーんだよ。…体に聞いてやるよ」
「…やだ!さわんな!」
「は?触られるとなんかまずいわけ?こことか?」
「ちょっと、やだってば!テメ、離せっ…」
「あぁ?誰に口きいてんだよ?ゴラ」
「テメェにでィ、っざけん、っ!」

顎にニーキック入れてこようとしたのを手の平でおさえると仕返しに頬を思いきりぶったたいてやった。沖田が怯んだのが分かる。みるみるうちに腫れてきておぉ痛そうだと思う。けど力関係はっきりさせとかねーとね。この馬鹿に手っ取り早く教えんのは痛みが1番良い(と勝手に思っている)。

「ったぁ…、何すンだよ…」

まだ口では可愛くないこと言ってるけどいつもの生意気なお顔が歪んでいる。唇のはしから血がたれてきて興奮した。血の赤っていうのはどうにもきれいだ。だってよく考えてみ?血ってなんかいやらしくね?やわらかい白い肌をきるとでてくる。水っぽさなんてない純潔な赤!採血の時のあの注射器に溜まった血とか見るとどうにも興奮してって話がそれた。いやとにかく沖田の血に土方は興奮して沖田の服を破っちゃったんです。

「ぎゃーー!もう!こういう強姦みてぇのやめてくんない!?つーかマジ強姦だし!やーだー!おーかーさーれーるー!だーーれーかーー!!」

沖田は冗談じゃなくって結構本気だった。証拠に声がマジででかい!これはまじで誰かに気付かれると思って土方は沖田のタイを引き抜くと口に詰め込んだ。

「ん、ぐ!」

すぐに沖田がとろうとしたけどその手首をがっちりと掴んでやる。やだやだって沖田が暴れる。ほんっとなんか知らないけどコイツが意思を持ってて、自分に抵抗してくるってことに、異様に腹が立つ。そんなん当たり前なんだけどテメーは黙って俺の言うこときいてりゃそれでいいんだ!って。人権無視?エゴイスト?上等だってんだ。
逃れようとぶんぶんふってる(つもりなんだろうけど土方にとめられて少しも動いてない)腕を畳に押し付ける。そしてベルトでぎゅううと縛った。ちょっと強く縛りすぎて痛そうだと思ったけど気にしないことにする。

「やふぁっ、やふぇふぇっ」

なんかゆっている。土方は沖田の顔を見た。眉を寄せて泣きそうな瞳でふるふると首を横にふっていた。やだ、やめて、か。

「オメーが悪いの。罰だ」
「んんーっ」

意地悪く言ったら次はめんたま吊り上げて怒っているようだった。土方は無視して続きにとりかかろうとする。けど沖田が唯一自由な足で蹴りを入れてきた。至近距離からのそれをぎりぎりで避ける。良い度胸してんじゃん、って今更だけど改めて思ってしまった。

「足も縛られてーの?」

びくんっと沖田の体がはねて、その後止まった。問答無用で縛ってやったっていいんだから良心的だろう?
沖田は足は縛られたくないとみて(当たり前だけれど)大人しくなった。ズボン脱がせて、パンツも脱がせる。異様に嫌がられた。やふぁっひゃふぁっ、って声がうるせかった。まぁその理由は土方には脱がせる前から分かっていた。土方は言い訳をさせてやろうと口に詰めたスカーフを抜く。

「オイ、てめーケツぬれぬれじゃねぇかよ」
「…」
「俺が今日帰ってくんの知ってて直前までヤってたわけ?」
「…」
「ナメてんじゃねーぞコラ」
「…」
「何黙ってんだよ、なんか言え。はっ倒すぞ」
「だ、だって…我慢できなかったんでさァ…」

土方はキレた。ぷっちーんキました。ばちーんっと渾身の力で(は言いすぎかもしれない)頬をぶった。けど腹の虫がおさまらず痛がる沖田を抑え込んでもう一発、もう一発、もう一発、もう一発、もう一発、ちょっとスッキリ?下を向いたら沖田のかわいらしいほっぺたが赤く腫れ上がっていた。そしてぽたぽた涙流しながら沖田が逆ギレし始めた。

「ひじかたさんが、出張いくのがわるいんじゃんっ」
「ハァア?」
「俺だっていつもは我慢してるっ!」
「…」
「しかもこうやって土方さんすぐ乱暴するし…もう嫌い!!」

あああぁああん?ちょっとスッキリ?って思ったのが一気に消し去られて怒りがふつふつと湧き上がってきた。

「てんめー…上等だ、今日はキッチリ体に教えてやるよ」
「やでェ!ばーか!嫌い!」

本当にコイツは可哀想なほど学習能力がない。手を縛られたまま器用に立ち上がって逃げようとした。土方は座ったまま沖田の急いで部屋を出ていこうとする足首を掴んだ。蹴りを入れられそうになったけれど避けて、足首を強く引っ張った。沖田が頭からすっ転ぶ。ふぎゃっと言う声が聞こえた。構わずそのまんまうつ伏せにさせて、尻を高く突き出させる。でも手をはなしたらすぐに突き出した尻を元に戻したものだから苛立った。

「オラ、ケツ突き出せ」
「…」

だんまりときやがった。パアァンッと高い音をたてて尻をぶった。ビクンッと沖田の体がはねる。やっ、と小さな声がでた。気にせずパンッパンッパンッと執拗に力を入れてひっぱたいていった。

「やっ、いたい!いたい!わかった、わかりやしたから!」

沖田はなんでおれがってぶつぶつ言いながら大人しく尻を上に突き出した。だけど土方は納得いかなかった。

「もっとケツあげろ」
「…なんで」
「ハァ?テメェは俺のいうこと聞いてりゃいいんだよ。もっとケツひっぱたかれてーのか」
「…」

沖田はおずおずと尻を上にあげた。尻の穴が上を向くくらいに。たぶん後ろから見たら尻の穴もペニスも睾丸も丸見えでそれはそれは無様な姿を晒しているのだろう。恥ずかしさに消えたくなる。土方はぺたぺたと尻たぶを軽く叩きながら言った。

「まずはその軽すぎるケツに教えてやらねーとな」
「なっ…なにするき、」

パアァンッ、

「ひっ」

高い音と共にお尻に痛みを感じた。あーっやだーって沖田は思った。土方はしつっこいのだ!何度も何度もお尻叩いてきて、ちょっとやそっとじゃ痛みになんて屈しないけれど土方はちょっとやそっとじゃやめてくれない。赤く腫れ上がって座るのにも苦労するくらいまで叩く!とにかく叩く!

バシッバシッバシッ、

「いっ、いたっ、いたい、っ」

パンッパンッパンッパンッ

「やだぁっ、やめ、ちょ、わかったっ、」

バチッバチッバチッ

「ケツいたいってばぁ!いたいっ」
「てめーーは何度言ってもわっかんねーだろーが!!そういうガキはこうだ」

バッチィーンッ

「ひぃっ」

一際強く叩かれた。どんなに暴れてもうまく丸めこまれてしまって逃げ出せられない。むしろ逃げようとすると余計に強く叩かれるので大人しく痛みに耐えるのが最善の策だと沖田は気付いた。うー、もう浮気なんてしない!絶対しない!って思うのだけれどまたしちゃうんだろうなーなんて、思っている沖田の心をよんだかのようにまた強い平手が振り下ろされた。







END

 

バッド・イ 0801102