叫んだ声は首を強く掴まれていた為掠れていた。大きな声が出せていてもどの道助けなどこなかっただろうけれど気休めくらいにはなっていたかもしれないのに。思って沖田は強く拳を握り締めた。
手足を強く押さえつけられている為何にもできないのが悔しくて、せめて、と、強い眼光で睨みつけるが気に入らなかったのか頬を強く殴られた。口の中が血の味でいっぱいになりけれども今まで男達の荒い息や汚い手の感触しか感じていなかったところに血の味と痛覚を感じれて少しホッとした。いつもあの人とセックスする時に感じているその2つはほんの少しだけれどもあの人の事を思い出させてくれて。
けれども生暖かい息が首筋にかかりその不快さに目を開けるといやらしく笑っている男達の顔が目に入った。現実を、突きつけられた。

首を強く掴まれている苦しさに小さく喘ぐとそれが男達の情欲を煽ったのだろうか。肌に当たる男のモノが一際大きくなり吐き気がした。
何とか掴まれている手足を振り解こうとはするのだがどうやら力は向こうの方が強いらしくピクリとも自分の意思で動かす事はできなかった。今更にどれほどトレーニングをしても筋肉のつかないこの体質を恨む。


「股、開けよ」
「……」

低く言われて沖田は冷めた目で言った男を見る。開けと言われても足を押さえつけているのだからどうするのもそちらの自由のままではないかと思う。勿論足が自由でも自ら足を開くなんてそんな真似、絶対にしないが。男も言ってからそれに気付いたのか足を押さえつけてる野郎に目配せをして離すように促した。
暴れるとは考えなかったのだろうか。いやそれとも自分から開かせるのが好みなのだろう、いやらしい目で見てくる男に沖田は冷たい視線を向ける。

「オラ、開け」
「……」

プイ、と横を向けばまた強く頬を張られ沖田は顔を顰めた。ぐい、と髪を掴まれ痛みに眉を寄せられる。そして顔を近づけられ、耳の傍で呟かれた。

「優しくしてる内に大人しく言う事聞けよ」

低い声で言われけれども沖田はシラッとした顔をしていた。それが面白くないのか男が舌打ちをする。その顔に沖田はペッと、血と唾を吐いてやった。

「っテメェ!!」
「…っ!」

それに怒り男がパンッパンッと強く何度も沖田の頬を張る。そして髪を顔を床に叩きつけられるようにして離された。ぐわんぐわん、と激しい頭痛がしけれどもその痛みに浸っている暇も沖田にはなかった。
ガバッと足を大きく開かれ少し沖田の身体が固くなる。荒く下着を脱がされて抵抗する間さえなくて。男のペニスが取れだされ早急にそれが自分のアナルへと充てられる。

「う、っ…!、あ、っ〜〜〜っっ!」

ズンッ、と腰を進められ沖田は痛みに身を捩った。慣らされていない狭いアナルはすぐにプチ、と小さな音を立てて切れ血が沖田の白い足を伝う。けれども男は全く気にしていないようすでただ沖田のナカへとペニスをズブズブと挿入させていった。

「っ、う、ぁ、っ、っ!ンンッ!!!」

絶対に声は出すまいと頑固に沖田は思う。手の平で口を覆ってしまいたかったけど違う男に腕を拘束されている為それはできない。ただ唇を噛んで声を抑えた。ギュウ、とキツく目を閉じ眉を寄せて痛みに耐える。
しかしそれが気に食わない男は沖田の細い腰を掴むと激しくピストンしてきた。

「ヒ、ィッ!っいァ!!、っっ!」

大きな声を出してしまいたいのを抑えて小さく沖田が悲鳴を上げる。それに愉しそうに笑う男の顔が目に入り沖田の中の怒りがカッと一気に上がった。
その上手足を掴んでる男とは違う男達が沖田の身体にペニスを擦りつけたり、口の中にペニスを突っ込んだりと好き勝手してきて。苦しくて気持ち悪くてけれども沖田は絶対に涙を流すまい、と固く思う。


「(ぜってぇ、ぶっころしてやる…)」

物騒な事を思いつつ沖田はギュ、と固く目を瞑っていた。
ぜぇぜぇと息を切らしながらただでは死なせてやらねぇ、兎に角出来得る限りの責め苦を与えて嬲り殺してやる、そう思いその様を想像しながら、ただただ痛みに耐えた。


END


大分前にリクもらった複数×沖田、です(遅い!遅すぎる!)
複数×沖田ってこんな感じで良かったんでしょーか…
なんか沖田も感じてて好き好んで抱かれてるっぽいのとどっちにしよーか迷ったのですが…  

 ヘトクライム 050730