ぼとぼと、と。ローターを5つ目の前に落とされそれにぞくぞくとしたものが身体を走り布団に座っていた沖田は身を震わせた。これを使われるとどれだけ深い快楽を味わえれるか、沖田の身体はよく知っているからだ。けれどもいき過ぎた快楽は苦痛にもなり得る事も知っている沖田は黙って静かに瞳を伏せた。

ぐい、と足を開かされ沖田は目を瞑る。まだ服は脱がされてなくて、何を晒された訳でもないのだけれども格好が恥ずかしかったので反射的に。それから恐る恐る瞳を開いて土方を見てみた。けれども土方は視線を合わせてはくれなくてそのままカプ、と露になっている白い肩に噛み付いてきた。ひく、と身体をはねさせて、それから沖田は口を開く。

「ひじかたさん、…これ、ぜんぶいれたりしないですよね…?」
「……」

びくびくと怯えながら窺がうように聞く沖田に土方は何も言わず肩に噛み付いたまま細い腰に手を這わせた。あ、と鼻につく甘ったるい声を出し少し身を捩る沖田はもう一度ねぇ土方さん、と声を高くして聞く。けれども途中でペニスを荒く握られて語尾は悲鳴となった。
土方は沖田を黙らせるだけの為に触ったペニスがけれども反応し始めているのに気付き嫌味っぽく笑って口を開く。

「んだよ、勃ってんじゃねぇか」
「あ、だって、…」

言われて沖田もそれに気付き頬を赤く染める。気まずそうに顔を横に向けて表情を隠した。けれども土方は有無を言わせずに手の平を沖田の頬にあててぐいと自分の方へ顔を向けさせた。恥ずかしそうに眉を寄せる沖田の表情に自身の熱が煽られる。

「カマトトぶってんじゃねぇよ、挿れて欲しいんだろ?」
「ちが、…」
「だったら何で勃たせてんだよ」
「だって…、……でも、…こんなにおおくは、むりでさぁ…」

弱弱しく沖田は言ったけれども土方は足を開かせたまま袴の紐をしゅると解いた。沖田は上半身を起こしたままだった為脱がせる事はできなかったが土方は袴の間から下着をずらし勃起したペニスを取り出す。下半身はきっちりと着込んでいるのにペニスだけが露出された様はとても卑猥に見えた。
土方は先から滲み出てくる液を沖田のペニスに擦りつけながら馬鹿にしたように言う。

「こんないっぱい汁たらしといて本当良く言うよ、お前」

詰るようにそう言われ黙っていたら肩を強く押されて倒された。起き上がろうとしたら強く肩を押し付けられる。それに顔を顰めさせていたらペニスに触れていた手が奥の方へ進みアナルへと触れた。それにひくひく、とアナルが収縮したのが自分でも分かり恥ずかしくなる。ソコに、土方は無理に2本指を挿れてきた。

「ひっ、あ、あぁ…」

ほんの少しさえ濡らしていなかった指は僅かな抵抗を受ける。けれども沖田のソコは濡れていて始めが入りさえすればスムーズに挿入できた。土方は適当にソコを慣らすとすぐに抜き早急にローターを一つ手に持つ。

「え、…」

早くないか、と土方を不安そうに見上げる沖田。けれども土方はローターを濡らす事すらせずにぐい、と、アナルへと押し入れた。

「イッ、…!」

指とは違う固い感触のそれは指より僅かに多く痛みを感じさせた。眉を顰めさせるが土方はもう2個目を持っていてそれを目の端にとらえた沖田は弾かれたように起き上がる。

「うっア、いやだっ、ひじかたさんっ」

起き上がった事によってナカに入ってたローターの存在を余計に感じてしまった。それは痛みとなって身体に伝わり沖田は小さく声を上げながらけれどもしっかりと土方に拒否の言葉も伝える。土方は何も言わずにまた沖田を布団へ押し倒す。いやだ、と沖田がまた高く言って土方から逃れようと身体を動かした。
けれども土方は力づくでそれを抑え込み2個目のローターを押し込んできた。

「ア、ぁあ、いやぁ、いや…」

小さく震えた、けれども確かに快楽も含んでいる声で沖田は言った。2個目が入ってきた事で始めに入れられた方のローターがより奥の方へいき沖田の快楽を抉る。涙が滲んできて沖田は唇を噛んだ。軋むような痛みも確かに、感じていたがそれより1個目のローターは沖田の弱いトコに触れていて、ピクリとも動かないそれに沖田は焦れったさを感じ始めていた。
足を僅かに動かし何とか刺激を得ようとする沖田を見ながら土方は3個目のローターに手をかける。次はそれをアナルに押し当てられるまで沖田はそれに気付かなかった。だから心の準備もできずにそれを、イれられた。

「や、やでさァ、ひじかたさん…、ねぇ、い、やアアア!」

ぐ、と押し込むようにそれを挿れられて沖田は悲鳴をあげる。思い切り身体を捩らせてポロと涙を零した。けれども土方は気にする様子もなくまたローターを手に取る。後ずさる沖田の足を引っ掴んでそれをまたナカへと挿れた。

「ひっ、く、う、…」

もう一番始めに挿れられたローターは今まで触れられた事のないほど奥の方までイっていて、未知なる感覚に沖田は小さく声をあげる事しかできなかった。それでもまだ土方がもう一個残っている最後のローターを持ち上げたから沖田は身を震わせる。

「いァあ、っく、」

それをまた押し当てられて挿れられそうになったのだけれども半分はいったところで止まってしまった。

「4個が限界か」

そう言ってチッと舌打ちをした土方に沖田はホっとする。これ以上挿れられたら本当に、どうなってしまうか分からなかった。けれどもその最後の一個のローターはペニスにペトリとつけられてしまった。
そして。

「イやアアぁァ!!」

5個一気にスイッチが入れられ沖田は絶叫した。びくびくびく、と背筋を思い切り反らせ叫びながら暴れる。勃起していたペニスはすぐに射精をしけれどもまたすぐに勃起し始めた。

「いやァん、いや!し、しんじゃァ、しんじゃうァあ、っやァア!」

兎に角じっとしていられなくて沖田は身体を動かす。どんな淫らな格好になるのも構わずにばたばたと小さな子供がだだをこねるように暴れた。
どうにかローターを抜こうとアナルから出ているコードに手をかけようとするがその手を土方に掴まれて捻られる。

「やだァあひじか、さっ、かんにんしてぇこ、こんなっ、」

お互いぶつかりあってカチカチとなるローターの音が生々しくて沖田は我慢できなかった。それ以上に激しい快楽が苦痛に変わって襲ってきてもう本当に耐えられなくて。ぽろぽろと涙を零して恥を捨て泣き叫び哀願した。

「ぬいてぇえ、おねがァ、イヤぁ、!!」

びくびくっ、ともう何度目かの射精をして、身体は疲れているのに兎に角次から次へと襲ってくるエクスタシーに休む暇はない。

「ねが、ひじ、かたさァ、ああ、ァぬ、ぬいて…」

口から涎を零して引っ切り無しに身体をはねさせて、身体を捩じらせ捲る沖田を土方は恍惚とした表情で見ていた。暫くしてあと少しでもこのままにしておいたら気絶してしまうんではないかという寸前まできて、それから漸く土方は言った。

「そんなに抜いて欲しいなら抜いてやるよ」
「ヒィイ、ァアあッあ!!」

そう言ったかと思えば一気にローターを全部抜かれて襲った一際強い快楽に沖田は絶叫する。けれども収まった激しい快感に沖田は安心したように胸を撫で下ろしハァハァと荒い息を繰り返した。しかしまたすぐに2個ローターを挿れられてしまう。

「いやァア!ひ、ひど、」
「抜いて、それからまたイれないで、とは言ってねーだろお前」
「そん、な、やァ、あぁ、ああ!」

屁理屈だ、と言う言葉は嬌声に紛れて言えなかった。それに土方が暴れる沖田の足を両方掴んできて広げさせたものだから、次は何をされるのかと怯える。土方は沖田の足を開かせてその間に自分を割り込ませてから自分のペニスを取り出してきた。

「やァ!や、やだよひじかたさ、…ね、や、」

弱弱しく拒否の言葉を言った次の瞬間。土方のペニスがにゅる、と入り込んできて沖田は悲鳴を上げる事すらできなかった。ただ瞳を大きく開かせてギュ、と強くシーツを握り締めた。
土方は恐ろしいほどの快楽に何の反応も示せずにいる沖田を可哀想だとも思わないのか乱暴に腰を進めてくる。ア、ア、アと沖田の口から震えた声が何度か出た。

「あ、や、あ、あぁ、あああ!!」

ペニスが真ん中にあって上下左右ローターが動くんでどうしてもイイところ全てに振動やペニスが擦れる。それが酷く気持ち良くてあんまりにも激しすぎて沖田は堪らなくなった。いやいや、と何度も首を横に振る。もう何度も達したペニスは勃起せず代わりに小便をちょろちょろと垂れ流していた。土方はそのペニスを手にとって意地悪く笑う。

「ガキか、総悟は」
「やァア、あんっ、あぁあっ」

けれどもその言葉に恥ずかしがっている余裕もなくてそれが面白くなかったのか土方は腰を乱暴に使ってきた。ヒィ、と喉を掠るような悲鳴が何度も口をついてでる。土方は沖田に何の遠慮もせずただ自分の快楽が上手く得れるようにだけ腰を振りそして、達したのだった。

「アアアア!!」

自分のアナルが土方の精液でいっぱいになる感触を感じて、それから沖田は意識を失った。



END


 

 分杯 050811