「あっ、アッ、ああ!いやっ、」

壁に手をつかされて沖田は後ろからペニスを挿入されていた。まだセックスに慣れていない沖田は快楽をどう発散させて言いのか分からず瞳に涙を滲ませる。突かれる度に体が仰け反って馬鹿みたいに快楽の波が押し寄せてくるのを声を出して何とか耐えた。壁に頬を押し付けて崩れ落ちそうになるのを堪える。そして土方の自分の腰をしっかりと掴んでいた手の平が胸の方にいったのを良い事に自らも腰を振った。
それに土方が後ろで鼻で笑ったのが分かった。あれだけ抵抗していたのに、今沖田が自分で快楽を求めようとしているのがおかしくてそして嬉しいのだろう。その笑いに満足している風なのが混ざっているのを沖田は感じた。
しかし不意に笑っていた土方の表情が変わる。

「オラ、悪かったって、言え」
「アッ、ぁあっ、…んっ、ん、…!」

何か悪い事したかと思い少し考えそれが抵抗した事だと分かった沖田はばっかやろう冗談じゃねぇと思った。なんでこっちが謝らないといけないんだ、なんて、気丈に。抵抗したの、土方の気に障ったのかもしれないけどこうやって尻つきだしてペニス突っ込まれてんだからそれだけでもう十分じゃないかと沖田は思う。どれだけ屈辱だと思ってんだってと。
けれども沖田が謝らないでいるとギュウとあんまりにも強くペニスを握られた。初めて感じるその激痛に沖田の眉がキツク寄せられる。

「うァ、イッ…!!!」

ただでさえ射精しようと熱が溜まっていたそこは握られるにはあまりに敏感すぎた。いや、言いながら沖田は震える手でソコを握る土方の手に触れる。そしてなんとかして引っぺがそうとしたけれども無駄だった。再度腰を強く掴まれてズンッと容赦なく腰が進められてビクビクッと体がはねる。ペニスもまた大きくなるはずだったけれども土方が強く握っていた為そうはならなかった。

「あ、アァア、あ、…」

こんな感覚知らない、沖田は思った。痛みと快楽とが混ぜこぜになって一気に襲ってくる感覚。耐えられなくて沖田はポロポロ泣いた。もう一度、ごめんなさいは?聞いてくる土方の声が聞こえてふるふると小さく沖田は頭を振る。やだ、全ての事にそう言った。
けれども土方は沖田が謝るまでその行為をやめてやるつもりはなかった。そして沖田も固くその言葉を言うつもりはなかった。

しかしどちらが折れたかなんて、数十分後の屈辱にまみれた沖田の顔を見ればすぐに分かる。


END
 

 いちろ 051015