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横に並んで一緒に歩いていてふと気付いた事があり沖田は土方を見上げた。じろじろと無遠慮に見そして先ほど浮かんだ自分の考えが間違っていない事に気付くと少し頬を膨らませ土方を睨み上げる。土方は眉間に皺を寄せておいどうしたと肩に手をやったけれども触らないでくださーい、わざと腹を立たせるように言われパンッと置いた手をはらわれた。 「…なんだよコラ」 「別に、なんでもないでさァ」 そのまま沖田は黙って歩き始める。何なんだよ、思いながらも土方はそれについていった。けれどもほんの少し歩いて不意に、沖田が足を止める。そして土方に近寄って行くと眉を寄せて不服そうな不満そうな顔をした。 「背、伸びやしたね」 それから悔しそうに言った沖田に何だその事か、土方は思う。身長の事に無頓着な自分でも最近の自分の成長には気付いていた。沖田の隣にいると沖田の小さい頭がこの前会った時より大分遠くなっているのが分かる。 沖田は何だか知らないけれども昔から身長を気にしていて(伸び悩んでいるからだろうと土方は予測していた)土方の背がほんの1ミリでも伸びたらすぐに気付いていた。(他の事にその観察力を生かせばいいのにと土方はお節介にもいつも思っていた) 「…お前もその内伸びるだろ」 「肩幅も、大きくなった」 「お前は成長途中だから」 「別に剣道は俺の方が上手いからどうでもいいけどー」 沖田は機嫌が悪いらしいので土方は好きに言わせてやった。いいけど、そう言ってチロリと沖田がこちらを見てきてその角度がやはり前会った時より大分急になっていて土方は改めて身長が伸びたことに気付く。きっと同じく沖田も余計に気付かされたのだろう。ふいとまたすぐに前を向いてしまった。 そんなに気にする事ないのに、言ったらアンタは何にもせずに成長してっからンな事言ってられるんでィととても機嫌悪く怒られる事になるので何も言わずにただ土方は黙る。 「(むかつくなァ)」 沖田は足早に歩きながらいらいらとしていた。 土方が自分の年齢の頃にはもう体は男として出来上がっていて良い具合に筋肉もついていて全体的にガッシリしていてその姿を思い浮かべる度に今の自分のまだまだ薄っぺらい胸板とか細っこい腕とか下手すると中学生に間違われるほどしかない身長だとかが鬱陶しく思える。 土方の長い足をちぎりとって自分の足にくっつけてやりたいくらい。できないならせめて、と沖田はとても俊敏な動きで土方の後ろに回るとその憎たらしい足を思い切り蹴ってやった。 END |
| パラレルで高1と高3くらいな感じでどうぞ あぁしかしなんか意味がない…いみが…な、い… おいかけっこ 051028 |