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沖田は煉獄関の入り口から少し離れたところで突っ立っていた。幼い容姿がその場所には不釣合いで先ほどから行き交う人々にじろじろと見られている。だけど沖田はそんなの全く気にとめずただ自分のするべきことをまっとうしていた。煉獄間についての手掛かりが掴めそうな奴を捕まえて問い質す。それだけだ。しかし何も知らない奴が大半で知っていても役に立たない事ばかりで先ほどからえらく不機嫌だった。 気がつくといつの間にか時間が経っていて折角の久しぶりの休暇の一日ももう終わりの時刻になってしまってい沖田はチッと舌打ちをする。おまけに殴り掛かってくる奴を相手にしていたらいつの間にか人の山が出来てしまっていて何も掴めなかった八つ当たりにほぼ近かっただろう少しやり過ぎた暴力に悪い事したかなァと思いながら沖田はその人の山の上に座り溜息を吐く。 「…ちっと暴れすぎたかな」 そして改めて少し反省しボソリと呟いた。足がつかない内に早く帰るかと、そう思った時だった。ザッと足音が聞こえビクリと自分でも面白い程に身体がはねた。足音と言うか気配に、だ。ゾクリとした。 「オフの日まで仕事とは御苦労だな」 その声にまた身体をビクつかせそして沖田はおそるおそる後ろを向く。そこには腕を組んで自分を見下ろしている土方がいた。思わず後退りしてしまう。 「お前がそんなに働き者だとは知らなかったよ…」 そう言ったかと思ったらぐいと腕を引かれ無理やり立たされた。抵抗する暇もなかった。ダンッと壁に押さえつけられたらもう逃げる隙も無い。じっとりと見つめてくる土方にただ沖田は視線を逸らし黙り込む。 「何してたんだよ」 「…」 低い声で問う土方にけれども沖田は答えなかった。固く口を結んで下を向いている。それを許さないかのように土方は沖田の腕を掴む手の力を強くした。痛みに顔を顰めけれども沖田はまだ喋ろうとしない。 「何してたんだ」 「……別に、何も」 一段と低く脅すように言ってから再度握る力を強くしながら尋ねると沖田が暫し無言のあとボソリと呟いた。しかしその答えに土方を満足しなかった。少しの間無言で沖田を見下ろしそして不意にバシンッと土方は沖田の頭を平手で叩いた。 「いったァッ…」 頭がチカチカなるような痛みに顔を顰め土方を上目で睨む。けれどもそれより鋭い瞳で自分を睨んでいる目と視線が合いまた視線を逸らした。むぅ、と少し唇を尖がらせながら、何とかして逃げる事はできないかと沖田は考える。そんな心の中を読んでか何も言わない沖田に焦れてかは分からないが土方が急にグ、と膝で力一杯沖田のペニスを押えつけてきた。 「〜〜〜〜ッ、っ、ァあうッ、いッ…!」 「言え」 悲鳴が呑みこめたのは自分でも奇跡だと思う。みっともない叫び声だけは上げたくなかった。けれども呻き声を我慢する事はできなくて。どうにかなってしまいそうな程の激痛に沖田は唇を噛み瞳をギュウと瞑る事で耐えた。 「ひっ、土方さん、にはッ、関係ない事でさァあァッ」 笑えるほど震える声でけれども沖田はまだ虚勢を張った。そんな沖田に無言でペニスを押さえつける膝に力を入れながら沖田の耳元で囁くように土方が言った。 「今言ったら5回で許してやるよ」 「……〜〜ッ」 今言っても最低でも5回も、される らしい。勿論それは一晩にペニスを挿れられる回数だ。土方のセックスは乱暴で1回でも身体がバラバラになってしまいそうな程痛いと言うのに。5回も耐えれるはずがない。しかも今言わなければ数は増えるのだと言う。沖田の瞳に涙の膜が張った。追い討ちとばかりに吸っていたタバコの灰を肩に落とされビクリと身体が撥ねる。熱さはないが脅しには十分なった。 「い、言う、から…おねがい…、5回も無理でさァ…っ」 ポロと涙を流しながら、沖田が言った。すん、と鼻をならしポロポロと涙を流し続ける沖田にけれども土方は容赦しなかった。 「最低で5回、だ。素直に言わねェとどんどん増やしてくからな」 言った後バッと膝を離しけれども腕は掴んだまま土方は歩き始めた。早く歩く土方に何度も転びそうになりながら沖田はついていく。早く帰りたくなくて無理に遅く歩いていたらバシンッとまた頭を叩かれた。 それから屯所に帰って全部本当の事を言わされて何度ももう1人で勝手に行動しないと約束させられて。沖田はやっと許されたのだった。 END |
| 微妙
なので続き 手痛い報い バツ 041123 |